【ハイキネ】ボクテキ アーカイブス -HyperKinesis-Thiking-

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好きなことを仕事にするというのはどういうことか→結論「貢献」と「利益」

よく「好きなものと仕事は別だ」「好きなことやってお金がもらえるなら苦労はしない」というような話は聞きますが、反対に「好きなことを仕事にしよう」というテーマの本の見かけます。

 

果たしてどちらが真実なのでしょうか?

 

結局のところはケースバイケースというか、その人の状況や環境によって変わってくるのでしょうけれど、好きではない仕事をするのと、好きなことを仕事にするのとでのメリット、デメリットを検証してみましょう。

 前提条件

まず前提条件についてですが、好きなこと=得意なことである必要があると思います。好きだけど下手というケースもあるので、ここは条件を整えておきましょう。まぁ下手な場合でも「好きこそものの上手なれ」ともいいますしね。

 

モチベーションは?

ではまずモチベーションからですが、これはおそらく好きな方が上がると思います。嫌いなことをして上がる人はそうそういないと思いますね。モチベーションが高く維持できるなら、生産性も上がるし想像力も向上するので、結果的に成功する可能性は高いと思います。

反面、一度モチベーションが下がってしまうと「好きなことをしている」という前提があるのでその落差は大きいかもしれません。

好きではないのであれば、ショックも受けないでしょうしね。

 

競争率は?

続いて競争率です。これは好きな方だと結構大変な気がします。自分の好きなことはほかの人も好きな可能性があり、競合相手も当然多くなると思います。逆に好きではない方だと、対象のすそ野が広がるので選択肢は多くなりますね

ただし、好きな方であっても差別化することでレッドオーシャンブルーオーシャンに変わるケースもあります。好きな分野でも多角的な視点で見ることができれば、競争を避けることもできそうですね。

 

経済面は?

続いて経済面です。これはケースバイケースかもしれませんが、おそらく好きではない方に軍配があがると思います。基本的にみんながやれない難易度の高い職業ほど収入が大きい傾向にあります。加えてそういった職業はやっていてそこまで愉快なものではなさそうなので(個人的偏見)、「好きではないけどお給料高いからやる」といった印象です。

 

幸福度は?

では最後に幸福度で見ていきましょう。これは地味に難しい問題で、幸福度の定義にもよっては、回答が180度変わることもあります。

ボクは幸福とは持続的である必要があると思っています。短期的な幸福ならいろいろ手段はあると思いますが、末永く得られる幸福というのはそれなりに工夫しないと難しいのではないでしょうか。

そういった持続可能な幸福を得るためなら、好きの方がきっとそうなんだろうと思います。ただし「衣食足りて礼節を知る」ともありますので経済面は最低ラインを維持しないといけないでんしょうね。

ただそれについても、本当に好きなことをしているのならそういう経済面も気にならないか、もしくは自然と周りからの援助が入って結果として問題にならないのかもしれません。そういう話はよく聞きます。

 

どちらが正解はやっぱり難しい

んー、こうして見るとやっぱり難しい選択ですね。

メンタリストDaiGoさん(ボクのブログではしょっちゅう名前が出ます)曰く、先に好きではないけれど高収入な仕事をした方がいいと仰っていました。

高収入であればその経済力を使って、好きの分野を開拓でき、加えて本職のスキルを応用することで双方での成功を実現できる、という理屈です。

ごもっともな意見ですね。

 

仕事とは穴埋め作業

ただ、仕事に対してボクの思うことは、養老孟司さんが書籍でおっしゃられていた言葉が一番刺さった気がします。それは「道路の穴を埋める作業と一緒」といったような内容です。

つまりどういうことかと言うと、道路に穴が開いていると誰かが困ります。自分でもそれを埋めることができるなら、それを埋めてみればいい。すると困っていた誰かが助かる。そうやって埋めていくうちに何かしらの楽しさを見出すことができるようになる。

こんな感じです(たしか)。つなり仕事とは社会への貢献ということですね。

 

それに結局仕事が仕事であるためには、需要と供給の関係が必要になります。

仕事に貴賎なしとは言いますが、基本的にはどの分野の仕事も世の中では必要とされています。

あとは、その仕事がどれだけ多くの人の貢献していて、加えて自分にもメリットがあるか、その部分が問われてくるでしょう。

科学的に見ても、「社会への貢献」というキーワードは幸福度と密接な関係があります。

 

貢献と利益で仕事を選択する

ということで、今のボクは「好き」よりも「貢献」と「利益」の2つを重視しています。「好き」でも全然いいと思いますし、ボクはこの2つに「好き」を足していきたいと考えています。

 

この手の話は賛否両論の体を見せていますが、どっちの意見も聞きつつ、じゃあ自分はどうするかを考え行動する。それが一番の近道であり、王道なのではないでしょうか。